フィリピンのPOLO・POEA制度
フィリピン人を雇用する場合、他の外国人と同様に在留資格の認定を受けてビザ取得することの他に、フィリピンで定められた所定の手続きを行う必要があります。
フィリピン人は日本企業が直接雇用することはできず、フィリピン海外雇用庁(POEA)に認定されたエージェンシーを通してしか行うことができません。フィリピンは国民が海外でどのような仕事をしているのか把握して、自国民の人権を守ろうとしているのです。
フィリピン海外雇用庁(POEA)
Philippine Overseas Employment Administrationの略です。
フィリピンは海外で働く人が多く、海外で働くフィリピン人の権利を守るために、POEAが勤務先の審査をします。
エージェントの管理を行っているのもPOEAになります。
フィリピン海外労働事務所(POLO)
POEAの海外出先機関がPOLO(Philippine Overseas Labor Office)です。六本木のフィリピン大使館の中にあります。
〒106-8537
東京都港区六本木5-15-5
手続きの流れ
POLO | POEA |
---|---|
@企業登録 |
CPOLOの書類を受付 |
※在留資格認定(ビザ取得)と同時並行して進めるとよいでしょう。
※POLOの面談は英語になります。通訳を同行させることは可能です。
※行政書士は同行することができません。
◇必要書類の例
・雇用契約書原本
・雇用条件(給与)詳細
・担当業務詳細
・業務遂行に必要なスキル詳細
・登記簿謄本。日本語原本&翻訳必須
・会社説明資料
・会社情報
・企業代表者のパスポート