外国料理店のコックさん(技能)
■技能ビザの要件
当該専門料理店での実務経験が10年以上あることが必要です
※外国の教育機関で調理や食品製造に関する科目を専攻した期間を含みます。
例外)タイ料理人のみ5年以上の実務経験で取得できます(タイの調理師資格を所有している必要です)
■技能ビザ取得のポイント
技能ビザは学歴が関係なく取得できますが、実地経験があることを証明しなければなりません。
学歴は学校が出す卒業証明書や成績証明書がありますが、実地経験は働いていたお店から在職証明書を発行してもらいます。
在職証明書には店名や住所だけでなく、電話番号、職種、実地経験年数を記載してもらいましょう。連絡先がないと入管では確認のとりようがなく、審査が不利になることが考えられます。
◇必要書類
●様式
在留資格認定許可申請 | 海外にいる外国人を呼び寄せる場合の書類です |
---|
●実地経験した会社の書類
在職証明書 | 労働者の氏名や生年月日、経験日数。会社の住所や連絡先など記載。 |
---|---|
登記情報等の証明書 | 会社が実在することを証明できる書類 |
会社案内等 | メニュー表など |
本国書類の翻訳文 | 外国の書類には日本語訳を添えます |
●採用(日本の)会社の書類
雇用理由書 | 外国人の雇用理由書を書きます。事業内容や採用経緯、外国人の職務内容などを記載 |
---|---|
事業計画書 | 必要に応じ事業計画書を提出します |
雇用契約書 | 在留資格が取得できなかった場合の解除条件を記載したほうがよいです。 |
源泉徴収票等の法定調書合計表 | |
決算報告書 | |
会社謄本 | |
許認可の免許証 | 飲食店の営業許可等の免許証 |
定款 | |
賃貸借契約書 | オフィスビルの権利証明 |
会社案内 | メニュー表など |
●外国人側の書類
履歴書・職務経歴書 | 技能ビザの要件を満たしていることを確認 |
---|---|
戸籍や住民票 | 本国書類の場合は翻訳文付 |
成績証明書 | 本国書類の場合は翻訳文付 |
資格等の証明書 | 取得した資格がある場合 |
写真 | 実地経験したお店で、仕事仲間と撮った写真など |